2004-12-08から1日間の記事一覧
上で述べた連れ平家を「語り分け(かたりわけ)」「掛合(かけあい)」という例もあるようです。 『平家音楽史』に「平家曲節考」という資料からの引用として 助音をするは、我を忘て導に従ひ、位もなく、軽く語るなり。軽きとて早きは悪し、導師は美しく伸…
平曲は、原則として一人で語りますが、時により、二人で語ろう、という状況が生じることもあります。このようなときには、ひとりを「導師(どうし)」、もうひとりを「脇(わき)」として、ひとりずつ語ったり、二人が声を合わせて語ったりします。 これを「…