2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
平家物語巻之六に、高倉天皇の仁徳を称える「紅葉」という句があります。 この中で、まだ若かった高倉天皇は、女主人の装束を奪われた女童(めのわらわ)の存在を知り、仁徳が至らないから犯罪があるのだと嘆かれ、后(徳子)の装束を女童に賜わせて当直の武士…
平家物語の中から、これは!と思う詞(ことば)を紹介します。
本日は旧暦3月24日。壇ノ浦の合戦があった日です。 1185年の今日、本州と九州の間に位置する壇ノ浦において、源平両軍が戦います。海上の戦に長けているはずの平家軍ですが、(おそらく)潮流の変化により不利となり、ある者は入水し、ある者は生捕となるの…