『平家音楽史』には、寛政年間に弘前藩士・楠美則徳(くすみのりよし)が参勤交代で江戸に上った折、三島自寛について平家琵琶を学んだときの記録が出ています。 字読 此は盲人ばかりなり、常の人は直に本にて読み習う也 盲人は節をつける前に、詞(ことば)…
平家琵琶では平家物語をすべて語りますが、習う順番はお話の順番とは異なります。 全部で200句あるうちの、天皇家や歴史や宗教に大きくかかわるものを「伝授物」とし、それ以外を「平物」といいます。 平家正節(へいけまぶし)全199句 平物(ひらもの) 一…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。