2005-01-05 教習の順序のこと 教習 平家琵琶では平家物語をすべて語りますが、習う順番はお話の順番とは異なります。 全部で200句あるうちの、天皇家や歴史や宗教に大きくかかわるものを「伝授物」とし、それ以外を「平物」といいます。 平家正節(へいけまぶし)全199句 平物(ひらもの) 一之上から十之下まで 120句 十一之上から十五之下まで 41句 伝授物(でんじゅもの) 揃物 武士が勢揃いする句 5句 五句物 「城南離宮」「都遷」など 5句 炎上物 寺院などの炎上 5句 読物 願書、祝詞、書簡 13句 灌頂巻 建礼門院徳子の話 5句 小秘事 「祇園精舎」「聖主臨幸」2句 大秘事 「宗論」「剣之巻」「鏡之巻」3句 八坂流(やさかりゅう)「訪月」1句